太陽光パネルPPAモデルと自己所有型の比較

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太陽光パネルPPAモデルと自己所有型の比較




電気代高騰による影響を軽減【ソーラーパネル】

前回の投稿で太陽光のお話をしましたが

そもそもPPAモデルとは何?

自己所有型の太陽光とは何が違うの?

そんな疑問を話していきます。

そもそも電気代なんて電気会社で違うんだからそこで解決できるじゃないの

私も家を建てるまではそう思っていました。

しかし、自家発電すればお金もかからないし、

何もしなくても太陽の力で電力を作り出せるのに勿体無いですよね。

昔に比べて今はPPAがあるので

どの家庭でも敷居が高いソーラーパネルをつけることができます。

まずPPAとは

太陽光発電設備の導入は「自己所有」と「第三者所有」の2つのパターンがあります。

第三者所有には①PPA②リース③屋根貸しの三種類あります。

PPAモデルとは、「太陽光発電設備の無償設置」というビジネスモデルです。
需要家の所有する敷地や屋根のスペースなどをPPA事業者に提供し、PPA事業者がそのスペースに無償で太陽光発電設備を設置します。そこで発電された電力を需要家が消費し、使用した電気料金をPPA事業者に支払うシステムです。

※:電気代やリース料としてPPA事業者やリース会社に支払う
参考資料”PPA等の第三者所有による太陽光発電設備導入について”環境省2023年

 

オンサイトPPAとオフサイトPPA

「オンサイトPPA」とは需要家施設の屋根や隣接する土地(オンサイト)に太陽光発電設備等を設置して、電力を供給する契約です。
現在日本国内では、「オンサイトPPA」が主流となっています。
これに対して、「オフサイトPPA」とは、物理的に近接していない遠隔地に発電設備を設置し、公共の送配電網を通じて電力を供給する契約です。

太陽光の自己所有型とPPAモデルの比較





補助金やPPAを活用することでお得に導入【ソーラーパネル】

PPAのメリットについて

初期費用・メンテナンス費用が不要

PPAモデルの場合、太陽光発電設備の購入・設置費用を自己で用意する必要がないため、初期投資や管理コストがかかりません。そのため、初期投資や管理コストがゼロでリスクを抱えずに太陽光発電した電気を使うことができます。

メンテナンスもPPA事業者の責任で行われるため、管理やメンテナンスのコストも一切かかりません

購入電力の削減

自家発電した電気を使うことで、電力会社からの購入電力を減らすことができます。
これにより、電気代の削減が期待できます。また、最も使用電力の多いピーク時の使用電力を削減することによって、最大デマンドを抑制することができ、電気基本料金の削減につながります。

蓄電池との組み合わせをすれば災害時の対策になる

災害時などもしもの時を想定して蓄電池を導入したり、発電した電力を貯めておくことも夜間使用することも可能です。また、EV車、PHV車を導入予定であれば、充電設備を導入することでクリーンな電力を充電し、移動エネルギーへ活用することもできます。

PPAモデルを導入する注意点

PPAモデルのメリットを紹介しましたが注意点もありますので、ここで紹介します。

①長期的契約となる

PPAモデルでは設備所有者と電力を継続購入する契約をすることになりますが、これは10年にも及ぶ長期契約になります。そのため電力購入の費用や譲渡条件などをしっかり確認してから契約を交わすようにしましょう。

②交換や処分が自由にできない

自家消費型太陽光発電設備が自社の敷地にあるとしても、その所有権は別のところにありますから、ソーラーパネルなどの交換や処分を自由に行うことはできません。

 

PPAモデルと自家消費型太陽光発電まとめ

太陽光のPPAモデルを導入する場合のメリットと注意点をまとめました。

  • <メリット>
  • 無償で太陽光発電システムが導入できる
  • 初期費・維持費が不要なのでリスクゼロで太陽光発電を導入できる
  • メンテナンスなどの管理が不要
  • 資産計上や減価償却などの手間が不要
  • 蓄電池をつければ非常用電源にもなる

<注意点>

  • 長期契約となる
  • 交換や処分が自由にできない

太陽光パネルPPAモデルと自己所有型の比較についてお話しました。

PPAモデルでの導入は無料で電気代がお得になりますので、
まずはメリット、デメリットを比べてから検討してみると良いでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

気軽にコメントしていってくださいね!

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